ミントンターコイズジュール小花

制作年代1910年頃 サイズ　カップ直径63㎜　高さ47㎜ 　　　　ソーサー直径113㎜ 大変小さなカップです。 デミタスというよりも飾って楽しむサイズです。 当日ニューヨークに存在した高級陶磁器店 OVINGTON BROTHERSによるミントンへの別注品と思われます。 ブルボン王朝ルイ15世統治下のセーブル窯を中心に、絵窓周りに額縁を施したり、宝石（ジュール、フランス語でビジュー）に見立ててエナメルを用いた作品が焼かれました。陶器の上にジュールを施す技術は大変根気のいる作業だった上、同一の大きさ、同一の間隔で打ち込んでいくには熟練の技術が必要で、大変小さなこの作品にはその技術が美しく見て取れます。 ヨーロッパアンティークカップ銘鑑（和田泰志著）に類似作品が紹介されています。 お好きな方がおられますと嬉しく思います。 【美しいデザイン】 このデミタスカップは、白地に水色の水玉模様が施され、華やかな花柄の装飾が特徴です。金色の縁取りが高級感を演出し、特別なティータイムにぴったりです。 【高品質な素材】 陶磁器製で、耐久性があり、日常使いにも適しています。美しいデザインだけでなく、実用性も兼ね備えています。 【小型で使いやすい】 小型のデミタスカップは、エスプレッソや濃厚なコーヒーを楽しむのに最適です。おしゃれなカフェスタイルを自宅で実現できます。